便秘の原因と改善(人は何故便秘になるのか?)

便秘でつらい

人の身体には、生命維持のための「食べる」「消化吸収」「排泄」という基本的な機能があり、これらの基本機能のうち、どれか一つでも不調になると身体全体の様々な機能不良に繋がります。

つまり、放置すると自体は深刻化して命の危険に陥るので、早期の回復に務めなければなりません。

中でも「消化吸収」「排泄」に関わる機能低下として、消化不良や便秘などは「腹痛」「下痢」などの症状として現れます。

これらの症状が現れた場合には、速やかな回復処置が必要なのですが、特に便秘に於いては我慢(放置)する方が多く、大腸癌や腸閉塞と言った深刻な病気に繋がることも少なくはありません。

ここでは、便秘に何故なるのか!?対処改善方法はということについて解説をしています。

■ 便秘になる原因と効果的な対処

医学の進歩は電子機器やAIの進化により急激な進歩を遂げていますが、人の身体はとても複雑になっており、その仕組の殆どが未だ解明されてはいません。

何故便秘になるのかについても、大雑把には腸の機能低下によるものだと理解はできますが、では何故、腸の機能低下が起きるかにつては、その全てが解明されている訳ではありません。

ですが、今現在で解っている範囲の情報を紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

尚、この記事については新情報を元に随時更新しています。

▼ 暴飲暴食

食べ過ぎや飲み過ぎは、一時的に胃の機能を低下させます。

これは消化吸収機能を保護するために、胃の機能を低下させて食欲を抑えるための反応と考えられています。

この場合の過食とは量的なものを意味しますが、胃は1日の間で必ず一定時間の休息が必要で、一般的に12時間以上の休息が必要とされています。

この休息時間には、胃液の生産と食道壁や胃壁の修復が行われています。

しかし、過食を続けていると胃液の分泌が弱まり消化不十分の状態で腸へ送られるので、腸への負担が大きくなり続けます。

この結果、腸の働きが弱まり便秘の原因となってしまうので、暴飲暴食をしないように心掛けましょう。

また、便秘の時には消化されにくい食物繊維を多く含む野菜を食べるようにして便質量を増やし、大腸が動きやすくなるように軽い運動をするようにしましょう。

▼ 運動不足

人は運動不足が続くと身体全体の筋肉が衰えます。

特に全ての運動や動作の基本となる腹筋や背筋の衰えは顕著で、腹筋が衰えると腸を支えられなくなり腸下垂がおこります。いわゆるポッコリお腹の状態ですね。

腸が下へ垂れ下がると蠕動運動が正常にできなくなり便秘の原因となります。

ですから、日々の運動が大切です。

腹筋運動などをするのも良いのでしょうが、部分的に筋肉を鍛えるよりも、むしろ全身を動かす運動の方が便秘解消には効果的です。

毎日継続するウオーキングなどは特に効果的です、適度に上下の刺激が腸へ加わることと、インナーマッスル全体を鍛える事に繋がりますので、腸を正常な位置へ戻すという意味では、最も良い運動と言えます。

▼ ストレス

ストレスがたまると自律神経が乱れ、腸の蠕動運動を低下させてしまいます。

その理由は主に免疫力の低下と胃酸の分泌を促すホルモン分泌の変化によるものです。

免疫力の要である白血球には、5種類(好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球)の免疫細胞があり、代謝の一端を担っています。

これら白血球はストレスに弱く、ストレスを受けるとコルチゾールと呼ぶ免疫に関わるホルモンが分泌され、コルチゾールは白血球の働きを抑え込んでしましいます。

この結果代謝力が弱まり、胃や腸の細胞修復が不完全になる為に機能低下を引き起こします。

良く言う、ストレスで「胃がキリキリと痛い」などの症状ですね。

また、脳が不快と感じる刺激が継続した場合を「ストレス」と呼ぶことが多いのですが、このストレス状態に陥ると、唾液にもコルチゾールが分泌されて胃液や膵液の分泌を抑えてしまいます。

膵液には十二指腸の消化で働くトリプシン、リパーゼ、アミラーゼなどの消化酵素が含まれているので、膵液の減少はそのまま消化不足となり、これもうやはり便秘の原因となります。

更にストレスは自立神経の働きを乱します。

特に腸の蠕動運動には直結していますから、蠕動運動の速度(早すぎたり、遅すぎたり)や強さ(強すぎる、弱すぎる)などの乱れが生じます。

この結果、消化不良(下痢)や便秘を繰り返すようになります。

蠕動運動が強すぎて起こる、痙攣性便秘や過敏性腸症候群などの慢性的な下痢や便秘及び腹痛が起こる場合があり、ストレス社会と言われる今日では、若い人に多い症状となっています。

また腸ではセトロニンと呼ぶホルモンが作られています。

セトロニンは心の状態を安定させる働きのある神経伝達物質で、腸の働きが衰えてセトロニンが不足すると、ストレスを感じやすくなってしまいます。

つまり、ストレスがストレスを重ねる悪循環になってしまいます。

このように、ストレス性の便秘の場合の改善には、乳酸菌のを補給が有効です。

善玉菌を増やして腸内環境を整えることで改善ができます。

例えば、最近ではカルピス社が保有するプレミアガセリ菌CP2305乳酸菌が注目ををされていますが、この乳酸菌は、そもそもの悪循環に陥る原因のコルチゾールの分泌を抑制する効果が確認されているものですから、ストレス性の便秘にも改善効果が期待できますので、試して見ると良いでしょう。

他にもストレスによる肝機能の低下を改善するクレモリス菌や、ストレスにより免疫力の低下で傷んだ胃や腸壁の保護をするBF-1株と呼べれる乳酸菌ながあります。

これら乳酸菌を、自分の状態に合わせて利用してみるのも良い改善方法と言えます

▼ 睡眠不足

通常は、朝の目覚めで胃腸が徐々に活動を開始します。同時に体内時計もリセットされますが、睡眠不足が続くと体内時計が狂い、胃腸ばかりでなく身体の様々な機能低下がおこります。いわゆる時差ボケの状態ですね。

また、十分な睡眠状態(ノンレム睡眠の度合い)が短いと、代謝の度合いが低下します。

例えば、

  • 疲労感が残る
  • 肌の調子が悪い
  • 頭がボーとする

などの症状となりますが、胃腸も十分な休息が行われないと、機能低下を起こして便秘の原因となります。

ですから規則正い生活を習慣にし、毎日同じ時間には就寝するようにして十分な睡眠をとるように心掛けましょう。

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