免疫力を高めるエキナセアの効果を知ろう!

エキナセア私たちの生活環境には無数の雑菌やウイルスが存在し、健康に影響を及ぼす可能性が常にあります。

ですが人の体には免疫システムがあり、雑菌やウイルスからの攻撃に対して防御して健康を維持しています。

もしこの免疫システムが弱まると、これら外からの攻撃を防御しきれなくなり、
体調不良や病気を発症したりすることになりますので、常に免疫力を下げないよう注意しなければなりません。

無論、目に見えない雑菌やウイルスの存在に注意を払う必要がありますが、普段の生活の中で雑菌やウイルスの侵入を100%防ぐことはかなり困難です。

なので、免疫力を維持することはとても重要なことだと言えます。


免疫力を高めるエキナセアの効果を知ろう!

■ 免疫力とは?

免疫力の主役はなんと言ってもマクロファージです。
マクロファージは白血球の一種で、血流に乗って体内を巡回し、体に有害となるものがないか常に監視している最初から備えている自然免疫細胞です。

例えば外からの細菌やウイルスのみならず、体内で発生する死滅細胞や癌細胞のような異常細胞なども異物として察知して攻撃抹殺する働きをしています。
この仕組により健康状態を維持する自己防衛システムなのです。

また体内には、マクロファージの他に様々な機能を持つミクロファージと呼ぶリンパ球も存在し、これらが連携して人体に有害なものの抹殺排除を行ってくれています。

もしこの免疫システムの機能が低下したり無くなってしまうと、私達の体は直ぐに何らかの病気を発症してしまいます。

この免疫システムは15歳位までに出来上がるとされ、20歳を超える頃から徐々に低下することが解っていますので、高齢となるほどに免疫力を意識した行動を行うことが重要になってきます。

では、免疫力の低下はどのように起こるのでしょう?

■ 免疫力の低下は何故起きる!?

生命維持に大きな役割果たしている免疫システムは、個人差はあるものの20歳を超える頃から年々低下してしまいます。

例えば、

  • 最近はムリが効かない!
  • 疲れがなかなかとれない!
  • 目覚めがスッキリしない!

などと感じるようになる頃には、体力の低下と合わせて免疫力の低下も意識すべきなのです。

このような症状が一定頻度で感じる場合、加齢による体力低下による老化現象の現れですが、直ぐに体調不良や病気を発症する状態ではありません。
ですが、このような状態が長期間継続するような場合は、以下の内容を見直し改善するようにしましょう。

○ 睡眠不足

睡眠の質は健康維持には最も重要なことです。

質の良い睡眠は、健康な状態を維持する上で内蔵と肌細胞などの身体全体の代謝ばかりでなく精神の安定にも関係し、更に免疫力の維持にも大きな影響を与えています。

それは、過度のストレスなどで気持ちが不安定な状態や、疲労の蓄積など身体全体の代謝低下でも免疫力が低下してしまうからです。

例えば、睡眠時間と免疫システムの一つである唾液中のIgAの関係を調べた研究では、睡眠が短いほど唾液中のIgAの分泌量が低下することが確認されています。

また睡眠時間だけでなく、眠りの質と免疫力の関係を調べた調査結果では、眠りの質が良い人ほど風邪の発症率が低くなることが確認され、これは、睡眠時間が7時間未満でレム睡眠時間の不足の人は、8時間以上の人に比べて約3倍風邪にかかりやすくなることが報告されている。

睡眠は更に、体内へ侵入する有害物質の記憶にも関与していることも明らかになっています。

例えば、毎年インフルエンザなどの予防接種を行いますが、これはインフルエンザ病原体などの抗原情報を免疫細胞のT細胞に記憶させるための処置で、この抗原の情報を長期間記憶するためにも、十分な睡眠が必要だという報告もあります。

つまり免疫力を維持するためには質が良い睡眠が必須の条件と言えるのです。

○ 激しい運動

激しい運動をして汗をかき、身体が冷えて風邪を引いたり体調不良になった経験があると思います。実はこれは、汗で身体が冷えたことが原因ではなく、一時的な免疫力の低下が原因なのです。

また一般的に、常に運動で体を鍛えている人は免疫力も高いと思われがちですが、実はこれも間違いだということが解明されています。それは、マラソンなどのハードな運動をした場合はかえって免疫力を低下させる。

その内容としては、学生フットボール選手を対象に唾液中のIgA量、風邪の罹患率の関係を見た研究では、運動後に上気道感染症(風邪など)にかかる率が2~6倍増加したという報告で明らかにされています。

○ その他

他にも「不規則な生活」 「偏った食生活」 「ストレスの多い環境」でも免疫力は低下してしまいます。

高齢者・妊婦・乳幼児の場合は、免疫細胞が少ない傾向にあるので注意が必要ですね。

免疫を司るT細胞やB細胞、リンパ球などの免疫細胞は、骨髄に存在する造血幹細胞から分化して生まれますが、加齢とともに免疫細胞に分化する力が落ち、正常に働く免疫細胞が減ります。
加えて、新たに生まれた免疫細胞自体の機能も若いころより低いため、年を重ねるにつれて免疫力が落ちるのです。

新生児は母親にもらったIgAなどで守られていますが、その効力が切れると自前の免疫でウイルスや細菌から体を守る必要があります。
しかし、免疫力は様々な異物や病原体などに曝されながら徐々に獲得して、獲得免疫系を体内に形成して徐々に抵抗力を身につけていきます。このため、乳幼児らは免疫を獲得する過程にあるため、感染症にかかりやすいのです。
実際、年齢群別のインフルエンザによる入院率を見ると、乳幼児や高齢者で高くなっています。

入院率

一方、粘膜免疫は、ある一定の年齢を過ぎるととともに減少するという研究もされています。

グラフ2は健康な人116人の唾液中のIgAを測定した結果。唾液を採取して1分間にどれだけのIgAを分泌できるかを見たところ、80歳以上では20~30代の半分以下しか分泌されていませんでした。

iga分泌

■ エキナセアとは何だろう!?

通  称  : エキナセア
英文通称  : Echinacea
学  名  : Echinacea purpurea, E. pallida, E. angustifolia
科  目  : キク科

エキナセアは、アメリカ原産のキク科の薬用植物で、スーパーなどで自然食品店として販売されている他、ハーブ市場で人気の高いハーブのひとつとして、最も多く販売されています。

またエキナセアは、いくつかの植物との混合により薬効作用が期待され、根、茎、葉などが利用されています。

つまりエキナセアとは薬草であり、最近ではウイルス感染に対する予防効果が認められて注目されている植物なのです。

■ エキナセアの効果とは!

エキナセアの薬効は、さまざまな機関でマウスや人への臨床試験で確認されていますが、残念なことに、その効能となる成分については未だ明らかになっていないのが現状です。

血清中のリンパ球増加、食細胞の増加、顆粒球移動促進、サイトカイン産生の促進、などの作用の他、インフルエンザAウイルス感染に対する予防効果も確認されており、特に上気道感染症、免疫力低下、慢性カンジダ症などに有効です。

今後は更に研究が進み、エキナセアに含まれる薬理活性を持つ様々な成分についてと、臨床試験による結果などから薬用製剤としての処方内容が明らかにされることでしょう。

免疫賦活活性作用としての動物試験では、ヒノキ科ニオイヒバ(Thuja occidentalis)先端部とマメ科 ワイルドインディゴ(Baptisia tinctoria)根茎とエキナセアとの併用で抗腫瘍活性が証明されている。また、食細胞の増加、血清中のリンパ球増加、顆粒球移動促進、サイトカイン産生の促進、などと、マウスでのインフルエンザAウイルス感染に対する予防効果も認められています。

外用薬効果としては、紫外線による細胞損傷の予防、外傷の治癒促進効果も確認されて、軟膏や湿布として利用されています。

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