薬師堂「キノウケア」第3類医薬品は物忘れにどうなの!

物忘れ

中年期になると人の名前がすぐに出てこないなど、記憶力の低下や物忘れについて多くの人が自覚し、将来の認知症などの不安を持つようになります。

このため、テレビCMなどで関連する内容には関心を持ちがちになりますが、CM時間は短いので、十分に内容がわからないものが殆どです。

物忘れ改善に役立つと、盛んにテレビCMが流れている、薬師堂「キノウケア」ですが、同様にCMの内容だけだと良くわからない内容があります。

そこで、あれこれと不明点を調べてみました。

■ 不明点と調べた内容

何度も放送されるので、益々、疑問点が持ち上がります。

以下に疑問点と調べた内容をまとめてみました。

  • 日本薬師堂とは、どんな会社?
  • 神経伝達の不具合が物忘れの原因かも…、そもそも神経伝達とは何?
  • 第3類医薬品とはどうゆうもの?
  • 日本初承認処方の医薬品!とは、どうゆう意味?
  • どれくらいの期間で、どんな効果があるの?

などが、疑問に感じた内容です。

◯ 日本薬師堂とは

日本薬師堂(東京都渋谷区渋谷3-27-11)は、関節痛改善の医薬品を中心に健康関連の商品を研究開発と販売をしている。(創業2003年)

販売方法は通信販売が主な形態ですが、専門の管理薬剤師がおり、常に電話相談での対応ができる体制が整えられている。

商品に関するご質問や、身体に関するお悩みなどを気軽にご相談が可能。

※ 日本薬師堂は、膝関節痛を改善する医薬品「グルコンEX錠プラス」などもCM展開しており、知る方も多いでしょう。

電話相談問い合わせ:0120-894-894

メール問い合わせ :https://www.nihonyakushido.com/inq/form.html

◯ 物忘れの原因、神経伝達の不具合とは

物忘れ(ど忘れ)の頻度が多くなってきたと感じることがあります。

記憶されていたことを想起(思い出せない)できなくなることを忘却(ぼうきゃく)というのですが、この忘却の原因が「神経伝達の不具合」というので、私なりに調べてみました。

そもそも記憶は、どのように記憶されるのでしょう。

これを説明するには、記憶の種類別に、保存されている部分が異なるということから以下のように分類しなければならない。

   < 記憶の分類 >

・ 感覚記憶
・ 短期記憶-ワーキングメモリ
・ 長期記憶-陳述記憶-意味記憶/エピソード記憶
・ 長期記憶-非陳述記憶-手続き記憶/プライミング
・ 自伝的記憶
・ 展望的記憶

何やら面倒な用語がたくさんあります。

これは、映像・文字・音声・味・感覚といった、自分の五感を通じて入る全ての情報を、必要に応じて脳内に記憶として留めています。

そしてこの時に、映像・文字などに分類され、それぞれ脳内記憶細胞に記憶されますが、この時に自分の過去の記憶情報も使い、新しく入ったきた情報に付加されて記憶されます。

いわゆる、理解、解釈された形で記憶されます。

記憶する時も、記憶を引き出す時も、脳内では脳細胞による神経伝達が行われています。

神経伝達を行う細胞は、シナプスやニューロンと呼ばれる細胞で、神経伝達物質と呼ばれる。

記憶として留める時に五感別に分類され、別々に記憶されながらも「関連する」情報として記憶されているとされているが明確ではない。

例えば、顔と名前と氏名(文字)のように、別々に記憶されながら、それらは関連するまとまった情報として、関係性のある情報として記憶される。

この関係性を持たせる情報にも、シナプスやニューロン細胞が使われていると想定されています。

しかし、顔と名前を関係付けている細胞が何らかの理由で欠損したとします。

すると、次のようなことがおこります。

  • 顔をみても、名前を思い出せない!
  • 氏名を見たり名前を聞いたりしても、顔を思い出せない!

つまり、物忘れの状態になるのです。

ということから、「神経伝達の不具合とは」脳細胞のシナプスやニューロンが正常に働かない、及び、欠損してしまう状態のことを言っているのです。

言い換えると、脳細胞の異常ということですね。

◯ 第3類医薬品とは

医薬品であることには変わりなく、販売にあっては購入者側から質問等がなくても、
積極的な情報提供をする努力義務があり、商品説明に際して法的制限を受けない。

なお、店舗での一般従事者の販売および授与は薬剤師または登録販売者の管理・指導の下で可能。

引用:ヴィキペディアより

ということで、薬局で普通に薬を買う時に、やたら説明を受けながら買える、医薬品のことですね。

◯ 日本初承認処方の医薬品とは、どうゆう意味

日本初承認の遠志(おんじ)とのことだが、どこが承認したの?遠志(おんじ)とは何?

CMで「日本初承認処方の医薬品」聞いて普通に理解すると、「キノウケア」は、「日本で初めて承認された医薬品」というふうに理解しませんか?

初めて承認された医薬品!?、一瞬、それはスゴイ!と思ってしまいました。

しかし、ちょっと違うのかなと思い調べてみましたが、いろいろと参考になりました。

初承認されたのは、この「キノウケア」ではなく、これに配合されている生薬成分の「遠志(おんじ)」が、松浦薬業により厚生労働省より漢方処方の調剤原料として、初承認されたという内容でした。

つまり、キノウケアは「日本で初承認された生薬成分を処方した医薬品です」という意味でした。

承認番号 : (60AM)426/日本標準商品分類番号 : 875100

私のように、受け止め方によっては「キノウケア」が初承認されたたかのように理解してしまいます。

しかし、独立行政法人医療機器総合機構-公開資料には、しっかり薬師堂の名称は記載されていました。

遠志(おんじ)とは、 ヒメハギ科のイトヒメハギの根もしくは根皮を乾燥したもの。

◯ どれくらいの期間で、どんな効果があるのか(承認の根拠)

イトヒメハギが、認知機能を改善するかどうかについては、臨床試験が行われています。

65歳以上の認知症ではないが記憶力の低下した53人に対して行われた試験で、BT-11 100mgを1日3回計300mgを8週間摂取したグループは、CERADのスコア及び組織記憶では改善が見られた。

一方で、MMSE(ミニメンタルステート検査)のスコア、言葉の思い出し、言語の流暢性等では、偽薬(プラセボ)グループと有意差はなかった。

(出典:Neurosci Lett. 2009 Nov 13)

CERADのスコアとは、アルツハイマー病の特徴である老人斑がどの程度の密度で存在するかを数値化したものです。

<補足>
東北大学の実験では、イトヒメハギを含む加味温胆湯によって、MMSE(ミニメンタルステート検査)でも2ポイントスコアがアップしたことが確認された。
イトヒメハギの薬効作用についたは、NCBI(国立生物工学情報センター)のデータベースには載っておらず世界的に認知されているかは不明。
(出典:日刊スポーツ

■ まとめ

薬師堂「キノウケア」のCMで、わかりづらい点や疑問に思った点について調べてみましたが、内容を理解してもらえましたでしょうか。

3月に販売開始された「キノウケア」は、物忘れを改善する効果が期待できるとして、承認された成分を含む医薬品です。

物忘れの症状が気になる方は一定期間の継続が必要ですが、利用してみるのも良いのではないでしょうか。

◯ キノウケア詳細内容

区分   : 処方薬/市販薬 (OTC) 市販薬 (OTC)/第3類医薬品
分類   : 生薬製剤(他の薬効群に属さない製剤)
形状   : 散剤
製造会社 : 松浦薬業
販売会社 : 日本薬師堂
医薬品区分: 一般用医薬品
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